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テーマ自由選択型授業

2年後期の情報学序論の2015年度の活動報告です。

昨年度は、Romoを用いたプログラミング演習を実施しました。

今年度もこのテーマを実施しようとしたのですが、学生さんらに「もし、自分で勉強したい、あるいはやってみたいことがあれば、この授業を活用してやってみませんか?指導もしますし、必要であればモノも揃えます」と声かけしました。要は自分でテーマを決めて実践する授業です。

4年生に卒業研究がありますが、それに近い形の授業になります。

卒業研究でもそうですが、テーマを決めるまでかなり時間を要しました。ゼミ室にある機材をいろいろ触ったりしながら何とか決めて成果発表までこぎつけました。

通常の授業や演習では、教える側が内容も開発手順も調べ上げた上で決定したものですので、同じ時間をかければ数段よい成果物ができます。もちろん、この方が知識や手順を学ぶには効率がいいのですが、やったことの記憶は残りにくいという問題がありました。

最近流行りのアクティブラーニングではありませんが、自分で知りたいと思ったことを、必要であれば指導者の支援を受けながら自分で調べて実践していくことは、何か自分のコアを作り上げるきっかけになると考えての取り組みでした。

初めての試みで、やはり2年生は4年生のようにいかない面もありました。技術や知識というよりは特にモチベーションの面ですね。それでも、単位がかかっているので最終成果まではなんとかたどり着いたようです。

以下、成果です。それぞれでがんばったと思います。今後の学生生活でさらに広げて欲しいと思います。